VANISHED MAIDEN

システム

神鏡世界からの変更点

基本的には前作の神鏡世界のシステムを引き継いではいますが、すべてをシンプルに分かりやすくという部分を念頭に多くの変更点があります。

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キャラの成長

神鏡世界ではステータスとスキルを自由に振ることで自由度の高いキャラクター育成が可能でしたが、その反面極端なキャラ性能になりやすく、またキャラ数が多いことも相まってステータスを上げたりスキルを取得したりの操作が面倒に感じることも多くありました。

そこでVANISHED MAIDENではこれらを廃止し、決められた成長テーブルにしたがって成長していきます。

戦闘システム

まず戦闘に参加する人数が5人から4人に変更となります。

次にエンカウントは基本的には変わらずシンボルエンカウントですが、神鏡世界とは違い毎回決められた位置に敵シンボルが出現するものではなくマップ毎に出現する敵の種類、数、行動パターンなどが決まっていて、それに従ってランダムにシンボルが出現するという形式になっています。

戦闘の中身も無駄にごちゃごちゃしていた要素を整理。
天候システムは削除し、敵のサイズも無くなります。種族はごく一部特別なものが残るのみ。
属性は氷・雷・霊の3つが削除され、属性への有効度も細かい数値ではなく5段階でのみ表されます。

アイテム

大きく変更されていて、重量制やキャラごとのアイテム管理は廃止。
PT全体での管理となり、所持数も種類は無制限になります。

収集品を売ってお金にするという工程も面倒なので、そういったものは無くなり敵を倒すと即座にお金は入手できます。
ですので、にとりの製造スキルのようなものも無くなっています。

装備では左手防具、いわゆる盾だった部分を廃止し、カードという物が加わります。カードの詳細については後述。

カード

カードは全ての敵が稀に落とすアイテムで、「ツチノコカード」といったように落とす敵の名前がついています。
これはゲーム中である出来事によって敵が落とすようになり、これを装備することで様々な効果を得ることが出来ます。

効果は、単純にステータスが上がるようなものから、スキルを取得したり他の装備では補えない特殊な効果を発揮するものまで様々あります。
カードを入手したことがあるかは図鑑に記録されるので、コンプリートを目指す事も出来ます。

また、カードのドロップ率は特殊な計算で行われます。
例えばドロップ率が1%だとすると、通常は倒すたびに毎回1%の計算が行われますので当然100匹倒したからといって必ず落とすわけではありません。
しかしカードに限り、1%なら箱にある1個の当たりと99個のハズレを順に引いていくイメージで、ドロップするまではハズレの数が減っていきます。つまり倒すほど実際の確率は上がっていき、1%なら最悪でも100匹倒せば確実に入手が出来ます。カードを入手した時点で確率はリセットされます。

これによりボスの落とすカードなど確率的に厳しいものでも、どれだけ悪くとも一定数まで倒せば確実に入手出来るというモチベーションを保ちつつ狙う事が出来ます。

周回プレイ

VANISHED MAIDENには、マルチエンディングやセーブデータを引き継いで最初から始めるなど、周回プレイの要素があります。

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マルチエンディング

いくつかのタイミングでエンディングを迎えられる機会があり、そのタイミングによってエンディングが変化します。

通常の1週目のプレイでは多くの場合メインのエンディングに辿り着くことになりますが、その後の周回プレイによって他のエンディングを見ることも出来るでしょう。

セーブデータを引き継いで最初から

エンディングを迎えたセーブデータを引き継いでもう一度最初からゲームを始めることが出来ます。
セーブデータを引き継ぐ事で、図鑑のデータや一部のアイテム、キャラクターの強さをそのままに最初からやり直すことができます。

そして重要な点として、この時にキャラクターのレベルを1に戻すか引き継ぐかの選択ができ、レベルを1に戻す事でステータスに+値というものが一定の割合で加算されます。
+値が高ければ高いほど、通常よりステータスが上昇していきます。+値には最大値はありますが、同じLv99でも周回を重ねるほどより強いキャラクターになります。

仲間の選択

このゲームでは最大8人までのキャラクターを仲間に加える事が出来ますが、もちろん登場キャラクターはもっと多いです。
そこで、仲間にするキャラクターの選択が必要になります。

ストーリー中いくつかの場面で重要な選択肢が出現する事が何度かあります。この時の選択によってその周に仲間にできるキャラクターが変化します。
(この時の選択は重要であることが表示され、どちらを選択するとどちらが仲間になるかは明示されるのでご安心ください。)

例えばゲーム冒頭でにとりか雛のどちらかと妖怪の山を登る事になりますが、この時に選んだ方がその周で仲間になり、選ばなかったほうはその周では仲間にはなりません。
もし違う方を仲間にしたければ、エンディング後にセーブデータを引き継いで最初からゲームを始める事でまた違った選択を取ることができます。

また、このような選択で決定される仲間の他に、何人かのキャラクターはまた違った仕組みで仲間に加わる事になります。その辺りは実際にゲーム内で体験してみてください。

オンラインシステム

オンラインで他のプレイヤーと競いあったり、1日1回のゲーム起動ボーナスなどがあります。

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セーブデータ

今回からセーブデータは全てサーバー上へ保存されます。

ゲームさえインストールされていれば他のパソコンで遊ぶこともできますし、パソコンのトラブルでセーブデータが消えてしまうということもありません。

ただし正常にサーバー上にセーブ出来なかった時などバックアップがローカルにも作られます。通常このファイルが読み込まれる事はありませんが、例えばサーバー上のトラブルで長期間正常にセーブが出来なかった場合などがあればそこから復元するという対応を行う可能性もあります。

ゲーム起動ボーナス

1日1回、ゲーム内のある場所で何かのアイテムが一つもらえます。
もらえるものは様々ですが、特に序盤は何が出ても嬉しいので1日1回はもらっておくと良いでしょう。

他のプレイヤーとの競い合い

主にクリア後の要素として、様々な他のプレイヤーと繋がる要素があります。

天上への塔(仮名)」は1日1回だけ挑戦することが出来るダンジョンで、自動生成されるフロアをどんどん上に上り各階毎に敵との戦闘が入ります。敵の強さは階数が高くなっていくに連れて強くなって行く上に、こちらは補給が出来ないという状況で、どこまで登れるかを競います。

到達した階数が記録され、ランキングで他のプレイヤーと競い合います。

ランキングバトル」ではサーバー上のデータからAIで動く他のプレイヤーと対戦することが出来ます。勝つごとにポイントが貯まり、ランキングの上位を目指しましょう。一定期間で区切られ、期間ごとにポイントはリセットされます。

8月下旬頃予定のVer1.10で実装予定!